――Yo! U Ready!? ついにこの日がやってきたぜ!日本芸能界を牛耳る一大組織・ジャニーズ事務所と、その牙城を打ち破るべく勢力を拡大しつつあるEXILE擁するLDHの一騎打ち。芸能界にドープな男組織は2つもいらねえ! フリースタイルバトルでどっちがトップランカーか決着つけようぜ!? Yo Men! ってんで、ジャニー喜多川とHIROの首脳2人に加え、両組織の中で特にラップにゆかりのある6人を選出。実際にフリースタイルバトルで活躍する現役MCのハハノシキュウ氏が、彼らのバックボーンを読み解きながら、「こんなこと言いそう」と妄想劇を繰り広げる! イタコのごときハハノシキュウ氏に降りてきた8人の魂のリリックは黙読じゃToo Bad! 音読して刻み込め!※このページはすべてネタです。怒らないでね☆
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<先鋒戦>戦略でのし上がる三枚目ジャニーズvs不遇の天然ボーカリスト
(絵/河合寛)
村上信五
本名:同じ
MCネーム:村上信五 a.k.a KING/TAKATSUKING(タカツキング)
生年月日: 1982年1月26日(34歳)
出身地:大阪府高槻市
関ジャニ∞のメンバー。
EXILE SHOKICHI
本名:八木将吉
生年月日:1985年10月3日(30歳)
出身地:北海道苫小牧市
EXILEのパフォーマーであり、THE SECOND from EXILEのボーカリスト。
[バトル趣旨]
ヒップホップにも音楽にも興味はないが、MC(司会者)として芸能界で上り詰めようという野心旺盛な三枚目ジャニーズと、歌うことを愛しながらも、今はなき二代目J Soul Brothersのボーカルの座からEXILE・パフォーマーに降格(?)させられた不遇の道産子ボーカリスト。ジャニーズの野心とLDHの純真がぶつかり合う対決。
【村上信五】
ごめんごめん
月曜から夜ふかししてたから俺は眠いんや
お前の相手は眠いんや
イエー俺がタカツキング【1】や
天童よしみさんよりなめたらあかんで
EXILEだったらKi・miじゃなくて
A・tsu・shi・ni・mu・chu【2】やわ
あー、言うことないわー
【SHOKICHI】
俺は北海道苫小牧だ
お前は関ジャニ足手まといだ
俺の生活はラップが習慣
希望のある明日にバックトゥザフューチャー【3】
未来派すでに手の中だぜ
お前はマジでダメダメだぜ
ナーミー? 高槻? 甘すぎ! 俺のがヤバすぎ
明日を夢見るぜタイムマシーン
【村上信五】
俺はラッパーちゃうからな
ラップに関しちゃド素人
やけどベシャリがお仕事!
お、いま韻が踏めてたんちゃう?
ぶっちゃけお前よりネスミスのほうが俺は好きや
EXILE言うても所詮はセカンド【4】やんけ!
二軍やんけ、自分
【SHOKICHI】
セカンドは俺は誇り
だからこそ全力で踊り
ソロアルバムを出してここに!
立ってんだぜーお前には無理!
笑顔の割には意地悪そう
歌もダンスもビジュアルも
すべておまえには勝ち目がない
もう一度Jr.から始めなさい
【ハハノシキュウ解説】
のっけから、ラッパーじゃない2人の登場です。特に村上くんは、そもそも音楽に造詣がないとか。でも、そういう人のラップが粗削りで逆に格好良く見えることもあるんです。また、あえてレギュラー番組のタイトルをリリックに乗せて、「俺のほうがお前より仕事してるんやで」とSHOKICHIを暗にディスっている。スワッグの精神ですね。SHOKICHIは逆にヒップホップ愛にあふれた人なので、AKLOとかSALUのような今どきのラッパーのスタイルをマネたりするんですけど、片やヒップホップなんて興味のない村上くんにはまったく伝わらない。ジャニーズとLDHのカルチャーギャップを象徴するようなバトルが見えました。
【1】タカツキング…村上のラップを聴いたマツコ・デラックスが命名
【2】A・tsu・shi・ni・mu・chu…EXILE 47thシングル「Ki・mi・ni・mu・chu」
【3】バックトゥザフューチャー…SHOKICHI 1stシングル「BACK TO THE FUTURE」
【4】セカンド…SHOKICHIとネスミスの2ボーカルからなるEXILEの派生グループTHE SECOND from EXILE
<次鋒戦>MCネーム・ジョーカーvsMCネーム・クレイジーボーイ