サイゾーpremium  > 特集  > エンタメ  > 【GASHIMA】が語るセルアウトの是非
第1特集
セルアウトはラッパーを殺したか?【3】

あえて誹謗中傷を逆手にとる! 【GASHIMA】が語る「セルアウト」誕生経緯

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――「おまえはセルアウトだ」と言われても、信念を曲げずに貫き通す精神。やがてそれはオリジナリティとなり、唯一無二の存在へ。GASHIMA、かく語りき。

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 シンガー・ソングライターのSHIROSEとNIKKI、そしてラッパーのGASHIMAで編成される〈WHITE JAM〉。彼らが14年に発表したデビュー作『自由時間』に「セルアウト」なる曲が収録され、リリックではセルアウトに対する見解を真っ向から主張している。セルアウトを叩く行為は数あれど、叩かれる側が曲にする行為、しかもここまで痛快に曲に落とし込んだのは、日本語ラップ史では初と言ってもいいだろう。インディでスキルを磨き、「スタイルが変わった当初、途端にラッパー仲間がいなくなった」と赤裸々に語ったGASHIMAが感じたセルアウトの本心。

「『セルアウト』を作った理由は、それまではクラブで会ったら普通に会話していた仲間たちや日本語ラップファンから、『おまえはセルアウトだ』と言われた時期があったからです。今のスタイルになったのは10年くらい前で、もともとは僕もセルアウトを滑稽に感じていた側でした。

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