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第1特集
会員制情報誌の知られざる内実【2】

出版不況の中で生き残りをかける! 【会員制情報誌3誌】その中身とスポンサー

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――こちらの記事では会員制情報誌の仕組みを見てきたが、3誌それぞれの特徴とスポンサーを見ていこう。

※「広告出稿企業ランキング」の算出方法については、各誌の公式HPにて公表されている広告の価格表をもとに、13年1月号~15年12月号までの3年間に掲載された広告数から計算したものです。なお、それぞれ定価で、1回のみの出稿の場合を想定した小誌の試算であり、複数回出稿における割引きやタイアップなどの記事広告については反映していません。

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■3万人のための情報誌
『選択』
創刊:1975年/出版社:選択出版株式会社/発売日:毎月1日/公称発行部数:6万部/年間講読料:1万2000円(税込、送料、ウェブでの過去記事検索料含む)

会員制情報誌の先駆けで、「選択に聖域なし」がモットー。国際、政治、経済、社会・文化の順に章立てされたニュース記事と、各章の「カプセル」という小ネタ記事で構成されている。国際情勢や政治情勢、政官財界の人事動向に強いため、永田町や霞が関では「最も気になる雑誌」といわれているとか。基本的な論調は保守的だが、政財官界への批判は忘れていない。そのほか岩井克己氏の「皇室の風」、渡辺京二氏の「バテレンの世紀」をはじめ19本の連載記事があり、ニュースだけではなくコラムにも力を入れている。



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