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お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.47

清原和博が薬物で逮捕!高校野球監督としての復帰を目指すべく計画中ここでも私が暗躍する!

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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「引退したら、膝の痛みは楽になると思ってたのに、引退後のほうがどんどん痛みが増していくんです」。2011年の対談でこう嘆いた清原。その後も変わらぬ痛みからの逃避が、過ちを招いたのか。

 覚せい剤取締法違反で逮捕された清原和博と私は6年ほど前だろうか? 不動産会社のE社長の紹介で知り合い、青山通り沿いにある元巨人の選手のバーBでたびたび会っていた。2011年10月号の「サイゾー」では対談。同年12月には、清原を日本航空高校野球部の監督に招聘するべく話し合いをした。しかし、この話は決裂。以降、会う機会を失ったが、彼がクラブや風俗店など、あらゆる悪所に出入りしていることは知っていた。

 吉原のソープランド「金瓶梅」の事務所には、清原のバット、サイン入りユニホーム、引退試合のグローブとすべて揃っている。写真もある。清原の「銀座の帝王」「ソープの帝王」たる痕跡を見た思いである。

 私が会っていた時の清原は、「膝が痛い」と泣き言を言っていたものの、笑顔はPL学園で活躍していた18歳の頃と変わらなかった。一部報道では「巨人時代から覚せい剤を使用していた」と言われているが、本格的に始めたのは、12年以降ではないか。それ以前は、仮に何か薬物を使用していたとしても、膝の“痛み止め”の延長線上ではないか。少なくとも私が会った11年の時点ではそうであるはず。あのときの清原は、これまで私が間近に見てきた覚せい剤常習者である清水健太郎、高橋祐也、田代まさし、横浜銀蝿の翔、小向美奈子の表情と明らかに違った。突き抜ける笑顔があった。

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