サイゾーpremium  > 特集2  > 便乗する【女性誌】のトンデモ企画
1602_sw_05.jpg
コラボ商品を展開するユニクロでは、『SW』のロゴ入りTシャツをコーディネイトしたディスプレイが展開されていた。

――『スター・ウォーズ』祭りさながらの宣伝・企画合戦が行われていた『フォースの覚醒』公開前夜。この勢いには、女性誌もちゃっかり乗っかっていたが、 これまでの『スター・ウォーズ』シリーズのときには見られなかった、女性誌ならではのトンデモ企画が続出していた!?

 フォース利権を手に入れたディズニー帝国は、2020年に向けてカネ儲けというダークサイドを突き進む。そのためには女性をファンに取り込み「スタ女」(『スター・ウォーズ(以下、SW)』を観たことがないけれど好きな女子)化させることが欠かせないと、続3部作の主人公に女性を選ぶほどだ。

 フォースの力で!? 女性誌もこぞってスター・ウォーズ特集を組む。ディズニー帝国が女性誌を使って「スタ女」を生み出そうと策略する。本稿では、少しダイナミックに、ディズニー『SW』のダークサイドぶりを総まくりだ!

 先陣を切ったのは、ディズニーの公式本を出版する講談社の「FRaU」。15年8月号の特集で「最新作はなんと女性が主役!だから STAR WARSは 女のモノ!」という12ページの特集を組み、「遥か彼方の銀河系で、今度は女が活躍する……」「なんともドラマティックな作品なのに、まだ『男の人が好きな映画よね』と話す女性がなんと多いことか。これは正直もったいない。さらにいえば、この冬公開の最新作では美しく自立したヒロインを主人公に物語が展開する。つまり『スター・ウォーズ』は、ついに自分の人生を生きる女のモノになったのだ。そこで描かれる恋も冒険も葛藤も、すべて私たちのためのもの。だから食わず嫌いのアナタにも届けたい、“女のための”スター・ウォーズ特集。今こそMay the force be with you!」と『SW』のオープニング調のレイアウトで華々しくスタートする。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2024年11月号

サヨクおじさんが物申す 腐敗大国ニッポンの最新論点

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ