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第1特集
元旦スクープを追いかける芸能記者の悲喜こもごも【1】

過去5年間のスクープ真偽も検証! 多少のトバシもご祝儀&ご愛嬌!? スポーツ紙元日スクープの作り方

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――離婚騒動中の三船美佳と松田聖子の元夫・神田正輝の熱愛が、今年1月1日付スポニチの1面で報じられた……が、両者ともにこれを否定。神田に至っては激怒しているという。ちょっとした芸能通ならご存じだろうが、元日のスポーツ新聞1面には芸能スクープが多い。ここではその作り方などを見ていこう。

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ド派手なスクープが並んだ2016年元日のスポーツ新聞。

 1月1日。今年も元日のスポーツ新聞各紙を芸能界の特ダネが飾った。まずはスポニチ。三船美佳と神田正輝の熱愛を1面で、芸能面ではPerfume“のっち”こと大本彩乃と芸人・マンボウやしろの熱愛などを報じている。お次はスポーツ報知。読売新聞のグループだけあって、1面では巨人軍・長嶋茂雄終身名誉監督と高橋由伸新監督の対談を掲載。芸能面では、元AKB48メンバーの川栄李奈と俳優・浅香航大の熱愛である。同じく野球ネタが1面を飾ったサンスポ。昨年の流行語大賞「トリプルスリー」を同時達成したヤクルト・山田哲人とソフトバンク・柳田悠岐の対談を掲載。芸能面では、『ブラタモリ』アシスタントのNHK桑子真帆アナとフジテレビ谷岡慎一アナの熱愛などを報じている。硬軟織り交ぜた紙面構成で知られる日刊スポーツは1面で、大みそかに行われた世界フェザー級選手権でKO勝ちを決めた内山高志を、芸能面では自殺未遂報道で世間を賑わせた田畑智子、岡田義徳の破局である。

 さて、スポーツ新聞では元日に“大ネタ”を持ってきて、各紙競い合うように披露、それらが年明けのワイドショーで紹介、近年では各ウェブメディアでまとめられることにより拡散されていく。一方、こうしたネタの中には当人が全否定するものも少なくはなく、その真偽は我々一読者にとっては不明瞭な部分も多い。では、その舞台裏では、どのようなスクープ合戦が行われているのだろうか? 過去記事を見ながら紙面づくりの舞台裏をリポートしてみよう。

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