──短歌と写真が奏でる「新しい報道」のカタチ
ましゃ、ましゃと寝言つぶやく百万の主婦の涙の伝う真夜中
『念力ろまん』
(2100円+税/書肆侃侃房)
笹公人7年ぶりの第四歌集。「感性と抒情の歌人が断念を叙述する。この怪奇の今にこそ“平和難民”たる我ら、笹公人の日本の浪漫ろまんを心底に懐け。明日の地獄絵は呻吟わぬぞ。潔白を盟う。 ――大林宣彦」。
『連句日和』
(和田誠、俵万智、矢吹申彦、笹公人・共著/1800円+税/自由国民社)
イラストレーターと歌人が巻くイメージの飛躍に満ちた歌仙。
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