――AV女優が語る政治と性事のおカタイ話☆
(写真/斎藤大嗣・go relax E more)
今月のトピック
安保法制(平和安全法制)2015年5月に第3次安倍晋三内閣が閣議決定し、国会へ提出した平和安全法制整備関連法案と国際平和支援法案の総称。同年7月に衆議院本会議で可決され、参議院へ送付されたが、同法案には集団的自衛権の行使容認が盛り込まれており、憲法第9条に違反しているとして国会内外で厳しく批判されている。
AVメーカーMAXINGイチオシの女優さんにあえてカタい時事ネタをふってみる当連載。今回は、10月16日にデビューする新人の白衣ゆきちゃんに、「安保法制」についてお聞きします。
──安保法制について、ゆきちゃんはどの程度知ってますか?
白衣ゆき(以下、白衣) ええと、政治のことに関してはあんまり……。でも確か、安倍さんがやろうとしてるやつですよね?
──そうそう。いま国会で日本の安全保障にかかわる法案を通そうとしてるんだけど、その中に集団的自衛権の行使容認っていうのがあって……集団的自衛権のことはわかる?
白衣 それもちょっと……。政治の分野は、めっぽう苦手で。
──いやいや大丈夫です。これは、難しい話を女優さんに理解してもらう企画ですから。では、日本の憲法第9条が「戦争の放棄」と「戦力の不保持」を定めているのは知ってる?
白衣 学校の授業で習った記憶はあります。日本は戦争しちゃいけない国なんですよね?
──でも日本は、表向きは「戦争できない国」を謳っているのに、“自衛隊”という軍隊を持っています。これについてはどう思う?
白衣 うーん、それは仕方がないんじゃないのかな……日本の周りには戦争している国があるから。