――AV女優が語る政治と性事のおカタイ話☆
(写真/斎藤大嗣・go relax E more)
今月のトピック
同性婚性別が同じ者同士が結婚すること。2015年6月26日、アメリカ合衆国最高裁判所が、アメリカ全州で同性婚を認める判決を出し、大きな話題に。日本でも同年3月31日に渋谷区で同性パートナーシップ条例が成立(4月1日施行)し、性的マイノリティの人権の尊重や男女平等、多様性のある社会に対する関心が高まった。
AVメーカーMAXINGイチオシの女優さんにあえて時事問題を振ってみる当連載。今回は、9月16日にデビューする新人の秋月小町ちゃんに、同性婚についてお聞きします。
──今年6月26日、アメリカで同性婚を法的に認める判決が出たのは知ってますか?
秋月小町(以下、秋月) はい、ニュースで見ました。
──率直にどう思いましたか?
秋月 正直、まだだったんだ、って。
──むしろ「今まで禁止だったんだ?」的な?
秋月 ですね。自由の国というだけあって、もっと前から認められていると思っていました。
──実は同性婚法の成立に関しては、ヨーロッパのほうが早かったんですよね。日本では今年の4月から渋谷区で「同性パートナーシップ条例(渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例)」というのが施行されたんですが、それは知ってます?
秋月 それは同性同士の結婚を認めるということではないんですよね?
──そう。同性同士を「結婚に相当する関係」と認める証明書を発行する条例で、例えば賃貸住宅での同居、身内のみの病院面会とか、パートナーとしての権利をある程度保障する、といったもの。