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林賢一のライク・ア・トーキングストーン【4】

夏の風物詩!稲川淳二が繰り出すテクニカルな怪談話

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――元放送作家で、現在は脚本家として心機一転活動する林賢一が、生のトーク現場に裸一貫突入! 事務所の大看板・古舘伊知郎を始めとした先達たちが繰り広げるトークライブをレポートする。

今月のトークライブ

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稲川淳二の怪談ナイト~MYSTERY NIGHT TOUR 2015~

人物:稲川淳二(怪談家)
日時場所:2015年7月26日@三郷市文化会館(埼玉) 
1993年から20年以上にもわたって行われている稲川のライフワーク的怪談ライブ。夏の風物詩として定着しており、多くの固定ファンも。


 いつから稲川淳二は怪談を語りだしたのだろうか。1987年には怪談を収録したカセットテープを発売しており、およそ30年にわたって心霊現象についてトークしていることになる。やっていることは、しゃべりの一本勝負。いわば落語家、講談師の変形バージョンだ。実際、彼の公式プロフィールには「タレント」と並列して「怪談家」と記されている……。そこにはトークに関する秘密が隠されているに違いない! というわけで「稲川淳二の怪談ナイト ~MYSTERY NIGHT TOUR 2015~」に参加してみた。93年に開催された前身イベント「川崎ミステリーナイト」から数えて、22年も続く長寿ライブだ。

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