――AV女優が語る政治と性事のおカタイ話☆
(写真/斎藤大嗣・go relax E more)
今月のトピック
少年犯罪20歳未満の者が犯した犯罪のこと。去る6月11日、神戸連続児童殺傷事件、通称「酒鬼薔薇事件」の加害者男性が「元少年A」名義で手記『絶歌』を出版したことによりさまざまな議論を呼んだ。同事件に代表されるような少年犯罪の低年齢化や凶悪化に伴い、加害者を裁く少年法のあり方も問われている。
AVメーカーMAXINGイチオシの女優さんと時事問題を考える当連載。今回は、8月16日にデビューする新人のきみの奈津ちゃんに、少年犯罪について聞いてみました。
──神戸連続児童殺傷事件の犯人が、『絶歌』(太田出版)というタイトルで手記を出版したのは知ってる?
きみの奈津(以下、きみの) 知ってます。子どもの頭部を学校の校門に置いたやつですよね。
──そう。14歳の少年が複数の小学生を殺傷して、被害者のひとりである11歳の男児の頭部を切断し、自分が通っていた中学校の校門に放置した事件です。
きみの 殺された子、残された遺族を考えると胸が苦しくなります……。