『まゆゆ』(集英社)
AKB48の渡辺麻友に密着したドキュメンタリー番組「情熱大陸」(TBS系)が14日に放送され、“神回”だったとネット上が騒然となっている。
番組は、今月6日に福岡ヤフオク!ドームで行われた「AKB48第7回選抜総選挙」に至るまでの40日間、グループでの活動に加え、ソロシングルの制作や音楽番組への出演、主演ドラマの撮影にも完全密着。「握手会やボイストレーニングの様子、グラビアやドラマの撮影現場、焼き肉やショッピングを楽しむ姿といったプライベートタイムに加え、メイク前のすっぴん姿まで映し出されるなど、ファンならずともお宝シーンが満載でした」(芸能ライター)
AKBファンの間では「アイドルサイボーグ」の異名を持つまゆゆだが、番組ではファンが知らない「人間・渡辺麻友」が随所に見られた。
「普段は気丈に振る舞って弱音を見せませんが、平均睡眠時間は3時間で、メイク中に居眠りしてしまう場面やスケジュールの合間を使って点滴を打つ場面も盛り込まれ、時折、疲れた表情を見せていました。総選挙の舞台に上がる直前には『怖い……』と漏らすなど、これまでの“完璧なアイドル”のイメージを崩して、ひとりの人間だということを改めて感じたファンも多かったのではないでしょうか」(アイドル誌ライター)
そして、番組後半に「脱サイボーグ」のハイライトシーンがやってきた。ドラマ撮影のあるスタジオに黒塗りのワゴン車で送られてきたまゆゆは、車から降りるなり、青白い顔をして「お手洗いに……」とだけ言って、足早にトイレに駆け込んだのだ。
「その時かぶさってきたナレーションによると、『彼女はプレシャーを感じるとお腹が痛くなってしまう』のだとか。つまり、明らかに“大きいほう”ってことですよ。正統派アイドルの筆頭のまゆゆが、『アイドルはうんこをしない』というイメージを見事に破ったところにシビれました」(前出・アイドル誌ライター)
国民的アイドルがうんこを我慢しながらお腹を押さえてトイレに駆け込む映像など、二度と見られることはないだろう。ネット掲示板ではすぐにスレが立ち、「録画しとけばよかった」「伝説の神回だ」とファンが一斉にざわめきたっている。
「アイドルサイボーグ」から等身大の人間に――。21歳になったまゆゆの“キャラ変”は果たして吉と出るか?