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【premium限定連載】芸能評論家・二田一比古の芸能ゴシップ今昔物語

小泉今日子の熱愛は“必然”だった? 仲間由紀恵、鈴木京香……格下婚に走る大物女優の性

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――数々の芸能スクープをモノにしてきた芸能評論家・二田一比古が、芸能ゴシップの“今昔物語”を語り尽くす!

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『原宿百景』(スイッチパブリッシング)

 完璧なスクープだった――。

「フライデー」が激写した小泉今日子(49)の熱愛。連日のように小泉の家に彼がお泊りに来る。すでに彼は合鍵を持ち、時には小泉がスーパーに買出しに行き、手料理を振舞っているようにも見える。そんな羨ましい相手は同じ年の俳優の豊原功補。芸能界の格から言えば、明らかに小泉が上だ。

 今や大女優としての風格さえ漂う小泉だが、もともとはアイドル。日テレの名物オーディション番組だった「スター誕生」に出場。見事、芸能界デビューを果たした。同番組からは山口百恵や森昌子が輩出されていることでも有名だ。

 元番組プロデューサーから、「特に歌が上手かったわけではないが、とにかく可愛かった。特にちょっとしゃくれた顎が審査員に気に入られたそうです」と聞いた。その後、アイドルとして順調に成長。松田聖子、中森明菜に次ぐアイドルとして「キョンキョン」の愛称で親しまれた。そして、人気絶頂の29歳の時に俳優の永瀬正敏と結婚した。ファンの間には衝撃が走ったが、若者たちから「ともだち婚」と支持されたほどで、好感度を上げた結婚でもあった。だが、9年後に離婚。

「当時、永瀬は役者としての仕事が乗っていて、海外などロケも多く家を空けることが多かった。彼との生活を優先して仕事をセーブしたキョンキョンは主婦業に専念していました。でも、彼がいつ帰るかわからず、一人で家の近くのお寿司屋さんで飲む姿はどこか寂しそうでした。一説には子供を欲しがった小泉と望まなかった永瀬の間のミゾが次第に広がり、そこにすれ違いが生じ離婚に繋がったという話でした」(ベテラン芸能記者)

 その後、新たな恋の相手だったのが「KAT-TUN」の亀梨和也だった。

「意外な組み合わせでしたが、この頃からキョンキョンの姉御肌な生き方が出始めたと感じた時でした。亀梨を公私にわたり面倒みている風でした。でも、小泉のほうが余裕たっぷりの付き合いという感じで、結婚前提とは誰も思っていなかった。別れるのは自然な形でした」(女性誌記者)

 小泉は酒豪としても知られている。中森と仲がいいのもお酒が取り持つ縁と言われている。今回の豊原とのデートもバーや和食屋で撮られている。小泉行くところに酒あり。

 それにしても実に久しぶりの熱愛発覚。驚きよりも、ほっとする。いくつになろうが、芸能界の一線で活躍する女優が「男の一人もいない」では逆におかしい。いて、当たり前。実は芸能界を見渡すと、50代以上の女優、女性歌手に独身が多い。最年長は黒柳徹子。すでに80歳を超えるが今も独身。

「どんな女優、歌手でも必ず結婚を考える時期がある。ひとつの目安と言われるのが30代。芸能界でもなんとか安定してきた時期であり、女性としての幸福を考える。ここで仕事よりも家庭を選択した人は結婚を選ぶ。キョンキョンはこのケースです。幸福とは出産を含めた結婚生活です。特に出産は産むリミットが迫っている。ところが、出産を考えた時、芸能活動をしばらく休まなければならないというリスクを負う。これが結婚を躊躇させる。タレントなら身を引いても惜しくはないが、女優、歌手ともなれば、せっかく築いた地位を失いたくない。結果、婚期を逃し、その後は結婚という形に拘らなくなる」(某芸能プロ幹部)

 結婚せずとも男は公私に渡る大事なパートナー。男の存在は女でいることの証明でもある。

「ベテランの域に入った女優は仕事が優先。その仕事を優先するには、自分がリードできる相手がベスト。相手が自分よりも芸能界において格上であれば、自分の仕事ではなく、相手の仕事を優先することになり、自分のペースで生活できなくなる恐れもある。恋愛の主導権を取るための心理が働き、格下の相手を選ぶ。男も相手が格上の女優だったりすれば、気を使いながらの付き合いになり、尽くす」(前出・幹部)

 昨年、結婚した仲間由紀恵、結婚秒読みと伝えられている鈴木京香。そして今回の小泉今日子と、みんな格下の相手。

 若い頃は「玉の輿」婚を狙い、年と芸歴を重ねると「主導権の取れる男」を狙う。しかも、結婚にはこだわらない、ゆとりのある恋愛。女性が社会進出するようになった時代になったが、芸能界は早くから女性が進出している世界。結婚感覚も一般女性とは違うようだ。

ふただ・かずひこ
芸能ジャーナリスト。テレビなどでコメンテーターとして活躍するかたわら、安室奈美恵の母親が娘・奈美恵の生い立ちを綴った「約束」(扶桑社刊)、赤塚不二夫氏の単行本の出版プロデュースなども手がける。青山学院大学法学部卒業後、男性週刊誌を経て、女性誌「微笑」(祥伝社/廃刊)、写真誌「Emma」(文藝春秋/廃刊)の専属スタッフを経て、フリーとして独立。週刊誌やスポーツ新聞などで幅広く活躍する。現在は『おはようコールABC』(朝日放送)、『今日感テレビ』(RKB毎日放送)などにコメンテーターとして出演。


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