――AV女優が語る政治と性事のおカタイ話☆
(写真/篠田 工(go relax E more))
今月のトピック普天間基地移設問題
沖縄県宜野湾市のアメリカ海兵隊普天間飛行場の代替機能を果たす基地・施設を、どこにどのような条件で設けるかという問題。1995年の沖縄米兵少女暴行事件を契機に米軍基地反対運動が盛り上がり、紆余曲折あって名護市辺野古への移設で固まってはいるものの、依然としてクリアすべきハードルは高い。
AVメーカーMAXINGイチオシのAV女優さんに、あえてカタい時事ネタを振ってみる当連載。今回は3月16日にデビューする新人・向井しほちゃんに、沖縄の普天間基地移設問題について聞いちゃいます。
──プロフィールによると、しほちゃんは鹿児島県出身ということですが、海を隔てているとはいえ「隣県」で起こっているこの問題について、関心はありますか?
向井しほ(以下、向) すいません、正直、あんまり……。
──普天間に米軍基地があって、それを辺野古に移設するので揉めてるっていうこと自体は知ってます?
向 たまにテレビのニュースで報道されていたりしますよね。
──善し悪しは別にして、そのくらいの無関心さが、いまの若い子の実感……なんですかね。ちなみに沖縄に行ったことは?
向 仲良しの友だちが沖縄へ移り住んだこともあって、よく行きます。でも、その子からも、その子の家族や友だちからも基地問題の話は聞かないし、たぶん、基地の近くに住んでいない人からしたら……。
──対岸の火事的な?
向 かもしれないですよね。少なくとも、若い人にとって基地問題は、同じ県内でも、よその土地で起きている話っていう感じなのかもしれません。