――マンガ家服部昇大先生が紐解く流行をものの3分で徹底解明
女児向けアニメが〈戦国時代〉と呼ばれているのは、服部大先生をはじめとする、おじさん&おばさんオタクの貢献のおかげなのです!
自分は30代にして、いわゆるプリキュアヲタだが、読者のみなさんは昨今における〈女児アニメ戦国時代〉をお知りだろうか。最新作『GO!プリンセスプリキュア』で放送12年目を迎えた定番プリキュアシリーズは、この数年、視聴率やグッズの売り上げが減少傾向にある。理由のひとつは、後続の女児向けアニメの台頭。3年目を迎えた『アイカツ!』シリーズ、最新作『プリパラ』で4年目を迎えた『プリティーリズム』シリーズ――女児アニメ界は今、この3作品が覇権を狙ってせめぎあう三国志時代に突入しているのである。