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ライター・高橋ダイスケの青春のプロレス読闘記【9】

「プーさんの半裸がなんだ!日本のクマはもっとアレだぜ」

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――本で蘇る、僕たちの青春だったあのプロレスラー・格闘家回顧録。

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『ケンカ道』(篠原勝之/祥伝社)

 先日、ポーランドでクマのプーさんが「下半身裸で、子供向けのキャラクターに適さない」とされ、遊園地を出入り禁止になったというニュースが話題を集めた。世界トップクラスの知名度と人気を誇るこのクマへの扱いを考えていて、ふと思い出したのが我らが日本を代表するクマ、ゲージツ家のクマさんこと篠原勝之だ。

 コンビニの廉価本やネット上などでは、たびたび「ケンカが強い芸能人論争」が繰り広げられるが、そこに名前がよく挙がるひとりがこちらのクマさんである。彼は新宿を主戦場にケンカに明け暮れていて、柔道家や空手家をKOしたりといったケンカエピソードも枚挙に暇がない。

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