サイゾーpremium  > 特集  > 社会問題  > 【白金と信濃町】団体の性格が見えるその配置

――日本の新宗教界で長きに渡って存在感を発揮してきた創価学会。対して幸福の科学は、近年政党活動に乗り出したり、凄まじい速度で「霊言本」を刊行し続けたりと、話題に事欠かない団体だ。この2つの東京23区の施設分布を見ると、両団体の取っている方向性が見えてくる。

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港区ギリシャ化計画!?
幸福の科学
■「大川」の表札かかる建物も
設立/1986年 指導者/大川隆法 信者数/1100万人(自称/09年時点) 東京23区内主要施設数/22カ所 主な地域/港区高輪

いつ頃からか東京都内で目につくようになった、驚くほどド派手なギリシャ風の建築物。それが幸福の科学の施設であることは、意外と知らない人もいるようだ。総合本部は品川区に置かれているが、メインとなる建物は、港区・高輪の泉岳寺駅前にそびえる「東京正心館」。そしてこの建物を中心に、「白金門前支部精舎」、大川隆法一家が生活を送っているらしい「大悟館」、「僧坊」等が港区白金地域に密集しており、一種の聖地となりつつある。

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