サイゾーpremium  > 特集  > 企業裏事情  > 【スパイ対策】が敷かれた防衛産業関係者の本音

――国策事業とはいえ、大きな利益のない防衛部門にかかわる社員たちの給与は、ほかの社員と比べて高いわけではないという。その上、彼らの置かれた環境もうらやむものではないようで……。

1412_defense_08.jpg
防衛省のまわりにはスパイがいっぱい。

「防衛産業」は秘密の宝庫だ。万が一、その機密情報が漏れでもすれば、国民の命が危険にさらされる可能性をはらんでいる。そのため、防衛産業にかかわる企業では”スパイ対策”が行われているという。ある防衛産業企業の社員・Aさんが、その実態を語る。

「潜水艦や戦闘機、通信機などの”国家機密”を担当する部門では、社員を採用する際に”適格性審査”と呼ばれる身元調査が行われます。表向きには会社が審査をすることになっているのですが、実はこれ、防衛省が担当しているそうなんです。警察関係者っぽい人が近所を訪問して聞き込みをしていったとか……そういう話は、何度か聞きましたね。ちなみに、配偶者が中国人だったり、友人に左翼活動家がいたりすると、不採用にされるみたいです」

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...
この記事を購入※この記事だけを読みたい場合、noteから購入できます。

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2024年11月号

サヨクおじさんが物申す 腐敗大国ニッポンの最新論点

NEWS SOURCE

サイゾーパブリシティ