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お騒がせ男の"最初で最後の懺悔録"──高須基仁 の「全摘」 No.26

ASKAの薬物使用は才能の老化防止のため! 芸能界にはびこる、恐喝のカラクリを明かす

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──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言

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杉本彩に先日会ったら、往年のにっかつ女優のような懐かしさ漂うイイ女の顔つきになっていた。性格もいい。体もいい。私が写真集をプロデュースするからには、当然脱がせるぞ! 「脱がせ屋」復活にご期待あれ!!

 先日、白内障の手術をした。今年1月から右目は失明状態だった。すべてを磨りガラス越しに見てるようなもので、近づこうと見えない。見えないことは本当にストレスだと、あらためて気づいた。

 白内障は若い人はあまりならない。ほとんどが加齢によるもの。老化は歯、目、まらにくるというが、ついに目にきたわけだ。歯はすでに入れ歯とインプラント。まらはまだ大丈夫。いざとなればバイアグラがある。

 手術は15分ほどで終わった。術後は完璧。新緑の季節、グリーンのグラデーションがこんなにきれいだったとは、と久々の景色に驚いた。

 医療の進歩はすごい。美容整形も含めて、「アンチエイジング」は、これ以上ないというほどできている。ちょっと昔まで、バイアグラなんて夢のまた夢だった。女性も、50代後半の女性が、娘夫婦の受精卵の代理母として出産した例がある。

 だが、どういう手段を用いてもアンチエイジングできないものがある。才能だ。才能に不老はないと思う。一般的に、どんな才能も65歳には枯渇している。芸能人が薬物に走るのは、老いていく才能のささやかなアンチエイジングではないか。

 ASKAは56歳。髪の毛はたくさんある。歯や目は治したのだろう。バイアグラも飲んでいたかもしれない。そして最後、老いさらばえた才能をもう一回復活させるため、薬物を使用したのだろう。薬物による高揚感に、失ってしまった才能が甦ると勘違いしたのではないか。

 ヒット曲「SAY YES」が主題歌となったドラマ『101回目のプロポーズ』(フジテレビ)は、もてない男とかっこいい女の恋愛物語だった。ASKAも見た目はケモノのようで武田鉄矢に似ている。愛人とされるあの女は浅野温子という感じ。セックスのときに、ふたりで『101回目』を見ながら、登場人物になりきって寸劇でもしていたのかもしれない。

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