サイゾーpremium  > ニュース  > 芸能  > 【ポール・マッカートニー】公演中止で甘い汁を吸うダフ屋の商売根性
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偽造チケットによる「払い戻し詐欺」が横行か!?

ポール・マッカートニーまさかの公演中止でダフ屋が超絶高笑い!?

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公演中止情報開示の遅延

当初は「急性ウイルス性炎症」で公演が延期とアナウンスされたが、実際には腸捻転の手術を受け、すべての公演が“中止”となった。正確な情報がなかなか出なかったため、ファンの間では、仮病や別の病気が疑われ、「OUT THERE JAPAN TOUR」のツアータイトルであるOUTを嘔吐にかけて、ノロウイルスとまで揶揄されるハメに。

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ユニバーサルミュージックによる払い戻し方法の案内。被害警戒のため、払い戻しの誘導内容が記載されている。

「10万円チケットの販売」「追加で日本武道館公演」など、事前に大きな話題を振りまきながらも、予定されていた全4公演が中止となったポール・マッカートニー来日公演。複数の関係者により「腸捻転の手術のため」(当初は急性ウイルス性炎症)と中止理由が発表されたが、あまりにも急な出来事であったために、他に理由があるのではないか? との疑念を生む結果となった。公演中止の真相について、今回の来日事情を知るレコード会社関係者は次のように語る。

「大物アーティストの場合、公演中止となった場合の損失額が大きいため、医療チームが24時間体制で出演メンバーをケアするのが一般的です。そのため、業界内でも『急病とは信じられない。何か別の理由があるのではないか』との声も出ましたが、今回のポールは本当に腸捻転を発症してダウンしていました。都内の有名病院で手術と治療を受け、26日にチャーター機で離日しています」

 公演中止理由の疑念を生んだのは、主催者であるキョードー東京の情報開示の遅さも一因とみられる。全公演中止の正式発表は20日で、翌21日の武道館公演に望みをかけていたファンたちからは、キョードー東京の対応の遅さを非難する声も上がった。

「発表が遅れた背景は、コンサート中止に伴う損失額の大きさをにらみ、キョードー側とポール側がギリギリまで公演実現の道を探り続けていたからだと聞いている。というのも、今回のコンサート中止でキョードー側に発生する損失は約40億円。もちろん、ポールほどの大物が相手であれば、今後の付き合いも考えて損害請求をすることはないが、金額が大きいことと、直前のキャンセルということもあり、保険ではカバーできないとの見方が強い。『せめて残り2公演は実現できないか』とねばった結果、かえってキョードー東京は傷口を広げる結果となった」(イベント関係者)

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