──年齢不詳、職業不明、痛風持ち……老獪タカスが、自らの五臓六腑をすする気合で過激に告白&提言
林葉とは何年も連絡を取ってないが、あの頃これほど美しかった彼女を、写真集として勝手に復活させるというのが、私流の彼女へのオマージュであり、ラブレターである。林葉の生きざまが詰まった写真群を、ぜひ見てほしい。
「東京スポーツ」は、1990年代のヘアヌード黎明期以来、常に私と一緒に歩んできた。当時は、坂本文化部長(現・法務室長)と兵隊・平鍋(現・文化部長)の二人三脚で、エロとスキャンダル、社会と芸能の裏面を主に扱う誌面だった。平鍋は私の担当として、私をバックアップしてくれた。
07年、江幡幸伸氏が東スポの社長に就任した。以来、東スポから私の存在は消された。理由はよくわからない。伝え聞く情報から、江幡氏が「東スポを、毎朝読のような恥ずかしくない新聞にしたい」と公言していたことは知っていた。そのスケープゴートになったのが、エロス、スキャンダル、飛ばしで名を馳せていた私というわけだ。高須への取材はNG、写真、名前も一切を載せるなとお達しがあったという。エロス20余年の歴史の中、東スポから排除されるなんて考えもしなかった。
ところが、今年に入り、拙著『全部摘出 ゼンテキ』(展望社)に始まり、私が主催するアマチュア総合格闘技「ターミネーター2014 vol・1」、プロデュースした林葉直子のヘアヌード写真集について、文化面および格闘面で私を扱いだすようになった。おそらく昨年6月、社長が交代となり、臭いものに蓋をしたがる江幡氏という“蓋閉め役”がなくなったのだろう。