――ここまで、主要局の男性アナウンサーたちを見てきたが、宮根誠司らを輩出した関西ローカル局の男性アナたちは、どのように扱われているのだろうか──? 関西のテレビ局関係者たちに集まってもらい、その評価を聞いた。
[座談会参加者]
A…テレビ関係者 30代
B…テレビ関係者 20代
C…構成作家 40代
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A 関西の男性アナウンサーといえば、全国的には、元ABCの局アナで『ミヤネ屋』のメインMCを務める宮根誠司さん、今年の6月に関西テレビを辞めてフリーになった、“ハゲ告白”で有名なヤマヒロこと、山本浩之さん、それと元読売テレビの局アナで、『ズームイン!! 朝!』(日本テレビ)の大阪キャスターとしても有名だった辛坊治郎さんが、3大巨頭ですよね。
B あの人たちは、別格ですもんね。関西テレビの知り合いは、どんな番組でも「とりあえずヤマヒロさんだったら安心やろ」みたいな空気があったって言ってました。
C ヤマヒロさんはラジオもやってはるし、報道やらせても、バラエティやらせても、ほんとうまかったもんな。
B そうそう。だから、ヤマヒロさんが今年フリーになるって発表された時は、局内がかなりザワついたらしいですよ。
A 今、関テレは誰を推してるんです?
B 岡安譲アナちゃいます? ヤマヒロさんの後がまとして、『FNNスーパーニュースアンカー』も担当してはりますからね。
C あと、関テレは、若手だったら川島壮雄くんがカッコいいよな。
B また関テレの知り合い情報ですけど(笑)、『よ~いドン!』(共に関テレ)で、産休に入った藤本景子アナの代わりに、一度川島アナを呼んだことがあるらしくて。視聴者からの反響がすごかったって言ってました。マダムウケが相当良かったそうで。