サイゾーpremium  > インタビュー  > 【団長】──V系復興をたくらむ異形バンドマン
インタビュー
「こういう変な顔の人がマスメディアに出ること自体が面白いでしょ!」

【団長】「騙されたと思ってフェスに呼んでほしい」V系復興をたくらむ白塗りの男

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――90年代の一大ブームが去って以降、ジャンルの内側にこもる傾向が強まったヴィジュアル系。その壁をブチ壊すべく、今ひとり気を吐くバンドマンがここにいる!

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(写真/江森康之)

 奇抜な白塗りメイクが目を引く、ヴィジュアル系HR/HMバンドNoGoDのボーカリスト、団長。NoGoDは2010年にキングレコードのHR/HM専門レーベル「NEXUS」からメジャーデビューしたことでもうかがえるように、高い演奏力、楽曲ともに玄人筋からも評価を獲得している。しかし「良い音楽」をやっているだけではもはやリスナーの耳には届かない時代、団長はバンド活動のほかに『オールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)のパーソナリティやテレビバラエティなど、音楽活動以外の露出にも積極的だ。

団長 音楽家なら、本当は音楽だけで言いたいことを言うべきかもしれない。でもオレは自分のことは音楽家だとは思ってなくて、表現者としていろんな場所で発信していきたいんですよね。それに、こういう変な顔の人がマスメディアに出ること自体が単純に面白いじゃないですか。自分たちの存在を知ってもらうためなら、どんなものにでもお世話になろう! それがオレのロックなんです(笑)。

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