能年玲奈演じた主人公が劇中で発した「じぇじぇじぇ」が流行語大賞候補の声があがるなど、大ブームを巻き起こした9月放送終了のNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』だが、放送終了後、能年をはじめとした出演者たちは各方面から引っ張りだこだ。
『あまちゃんメモリーズ 文藝春秋×PLANETS』(文藝春秋)
「能年はアサヒフードアンドヘルスケアのCMに、小泉今日子と片桐はいりはセットで明治安田生命のCMに、尾美としのりと塩見三省はもともと出演していた古田新太と揃ってダイワハウスのCMに出演。小泉と薬師丸ひろ子は大晦日の『NHK紅白歌合戦』の出演が内定したと言われている」(スポーツ紙記者)
なかでも特に目覚ましい活躍ぶりを見せているのが、小泉演じる主人公・アキ(能年)の母親・春子の少女時代を演じた有村架純。『あまちゃん』出演以降から放送されている亀田製菓の「柿の種」、モバイル事業を展開するCygamesの「三国志パズル対戦」など現在9社のCMに出演中。今月だけでも出演映画『劇場版SPEC ~結(クローズ)~ 漸(ゼン)ノ篇/爻(コウ)ノ篇』、『JUDGE/ジャッジ』が公開されるなど女優業も好調。
一方、アキの親友役を演じた橋本愛は現在放送中のNHK BSプレミアムで主演の連ドラ『ハードナッツ! ~数学girlの恋する事件簿~)』が放送されているが、新規CMは0本で”あまちゃんバブル”には乗れず。
有村と橋本はともに『あまちゃん』放送中に男性スキャンダルが報じられたが、2人の環境が大きく明暗を分けてしまったようだ。
「有村は8月に写真誌に元男闘呼組の岡本健一の長男で『Hey! Say! JUMP』の岡本圭人との”キス写真”が掲載されたが、岡本がジャニーズに所属していたため、ほとんど騒ぎにならず。有村の所属事務所には広末涼子、戸田恵梨香、吉瀬美智子ら主役級の女優が多いので、戸田主演の『SPEC』にバーターで押し込んだり、いくらでも売り方があるしブッキング力もある。一方、橋本は『あまちゃん』放送中、落合モトキ、綾野剛と相次いで交際が報じられた。落合とのデートでは飲酒疑惑も浮上。落合、綾野の所属事務所ともに”火消し”をしてくれなかったので大々的に報じられたしまった。おまけに、橋本の事務所の先輩で主役クラスは倉科カナがいるが、広末、戸田に比べればバーターで押し込むには難しい。演技力は若い橋本の方が上回っているが、人当たりは有村の方が良いので、そのあたりでも明暗を分けたのでは」(テレビ関係者)
現状では有村が橋本に大きく差をつけているようだが、有村は男性スキャンダルで足元をすくわれないように気をつけた方が良さそうだ。