『完全読本 その後の美奈子ファミリー』(講談社)ハダカじゃない美奈子もどうぞ。
5月に発売された半生をつづった自伝「ハダカの美奈子」(講談社)が売り上げ23万部を突破するベストセラーとなった、テレビ朝日「痛快!ビッグダディ」の主人公で、「ビッグダディ」の愛称で親しまれる林下清志さんの前妻でタレントの美奈子。一躍名前が全国区となったため、芸能プロと契約。テレビ出演を中心にタレント活動をこなし、自伝が元オセロの中島知子主演で映画されることが決まり、先日は海の家で1日店長をつとめるなど、順調に芸能活動を行っているようだが、すでに飽きられ始めているというのだ。
「タレントではあっても、もともと芸能人だったわけではないので、今のところ、ジャンルは文化人枠扱い。それだけに、ギャラが安く、話題性もあるため今はまだオファーが途切れていないが、特にコメントがおもしろいわけではなく、もともとビッグダディありきの存在だったので、1回呼んだ番組から呼ばれることはほとんどない。徐々にそんな評判も業界内に広まっているので、今までは事務所サイドの力が強かったが、今後は力関係が逆転し、事務所が仕事を探さなければならなくなりそう。とはいえ、出産後17キロのダイエット体験を生かしてのダイエット本や美容本の企画も進んでいるようで、6人の子どもをしっかり養っていけそうだが」(テレビ関係者)
美奈子といえば、今年4月に清志さんと離婚後、宮崎・日南市に子どもたちとともに移住。
自伝発売後の今年6月には千葉県・千葉市に引っ越しただけに、「せっかく、子どもたちが学校に慣れてきたと思ったら引っ越し。平日のイベントにも子どもたちの学校を休ませて連れてきているので、教育面が危惧されている」(出版関係者)というが、子どもたちの学校問題はそっちのけで、どんどん生活レベルがアップしているようだ。
「どうしても仕事先は都内が多く、千葉市では通うのに不便なので、すでに事務所が借りた都心にある高級マンションに引っ越したようだ。事務所にとっても、今のところ、美奈子は経費を“投資”しても十二分に回収可能なタレント価値があるだけに引っ越しを進めたようだ。とはいえ、そんな状況がいつまでも続くわけではないだけに、美奈子は浮かれずに稼いだ分をしっかり貯金して、タレントとして稼げなくなった時のことを考えておいたほうが良さそう。それにしても、今は夏休みだからいいが、子どもたちがちゃんと学校に行っているかが心配」(同)
売れっ子となり今のところ生活の心配はなくなった美奈子だが、おそらく、岩手・盛岡で生活する清志さんは離れて暮らしていても美奈子の子どもたちの将来を心配しているに違いない。