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インタビュー
止まらない"美"への渇望、その行方…

【ヴァニラ】「肺に穴が開くから肋骨抜去はやめた」 整形モンスターの狂気と悲しみ

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──総額2000万円、計30回以上の整形手術を経て、彼女が手に入れたかったものとは?

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(写真/諏訪 稔)

「フランス人形になりたい! フランス人形を見て、美しいと思わない人はいませんから」

 こう熱弁するのは、自ら「愛と美を作るアーティスト」を名乗る美女・ヴァニラ。外国人のような彫りの深い顔立ちに、つんと尖った高い鼻、大きすぎる目。スリーサイズは上から95・55・88。これらは、総額2000万円以上をかけ、目、鼻、額、胸、腕、下腹部などに計30回以上の整形手術を施して手に入れた姿だ。4月に放送されたテレビ番組では、自らの過去や整形歴、胸にシリコンバッグを入れる豊胸手術の密着映像を公開。一部で話題となり“整形モンスター”とも揶揄された。

「小さい頃からフランス人形になりたかった」と茶色い瞳でこちらを見つめるヴァニラ。関西弁交じりのかわいらしい口調や細い声とは対照的に、ワンピースの胸元にのぞくJカップは、細いウエストのベルトでなお強調されている。

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