『やまぐちりこ 1st写真集 DEPARTURE』
(双葉社)
各芸能事務所のように今後の責任を負う必要はなく、好き勝手にAKBグループを動かせる唯一神……ご存じ、秋元康御大。こちらで触れた通り、メンバーを預かった各事務所が悪戦苦闘しながらマネジメント業務を行う姿を横目に、AKBプロジェクトでは“おいしいところを吸い出すだけ”の名手となっている。そんな彼の商魂が垣間見られた、驚くべきエピソードを紹介しよう。
「これは、本当に一番極端な例ですが、AKB卒業後にAVデビューをして話題になった中西里菜。彼女がAVデビューをするにあたり、事務所の人間が秋元さんに“仁義”を通しに行ったそうなんです。そしたら、『どうせAVをやるなら、元AKBを売りにして過去の活動を総括した告白本を出せばいい。そうしたらバックアップもする』と提案したらしいんですよ」(秋元康事務所に近い関係者)