──与沢氏だけがネオヒルズ族なわけではない。ここでは、この“種族”を構成する人とその周辺にいる人物たちを、多少乱暴ではあるが大きく3タイプに分けてみた。なお、女性で「ネオヒルズ族」と呼ばれる人物は見当たらず、関係者がほぼ全員男性であるところも特徴のひとつであることを書き添えておく。
【Type1】会社に縛られずにリッチな生活がしたい!
「脱サラ元リーマン」
一度は会社勤めをしたものの、人に使われて月々20万円前後しか稼げない生活が嫌になってこの世界に飛び込んだタイプ。代表例は与沢氏と共に「ネット有名人完全プロデュースパッケージ」(税込120万円!)を発表した小玉歩氏だろう。キヤノンマーケティングジャパンに勤めていたが、ネットビジネスの副業で稼いでいることがバレてクビになった経歴の持ち主だ。
【Type2】学歴も元手も関係ねぇ! これが男の立身出世!
「一念発起の元ギャル男」
与沢氏と同じく『有吉ジャポン』で取り上げられていたコンサルタント・久積篤史氏に代表されるように、ルックスが派手な元ギャル男系の人物も散見されるのがネオヒルズ族。若い頃は学業もそこそこにショップ店員や水商売などを経験した後、テレビやビジネス書の影響で一念発起し、ネットビジネスに参入する。上昇志向や野心、欲を隠さないタイプ。