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──年末年始は普段テレビを見ない人も視聴の機会が多かったのでは? 『紅白歌合戦』では、初出場を果たしたももいろクローバーZが、一昨年脱退した早見あかりさんを意識した演出で歌い踊り、ファンは落涙。同じく初出場の美輪明宏さんが歌った『ヨイトマケの唄』は、ネットユーザーの心をつかみました。また、正月特番の『ほこ×たて』対決もツイッターでの実況が大盛り上がり。最近では、テレビとツイッターを同時に楽しむ文化が根づいています。
【集計期間:12月16日~1月15日】
エンタメ│2013.1.1 TUE
■差別撤廃が生み出した差別
ブックマークuser数375
[タグ]音楽、歴史、社会
[エントリータイトル]
美輪明宏が2012年紅白で唄った『ヨイトマケの唄』と「放送禁止歌」の存在 - 空気を読まない中杜カズサ
[エントリーページURL]
http://b.hatena.ne.jp/entry/126760810
昨年末のNHK紅白歌合戦に77歳にして初出場した歌手の美輪明宏さん。いつもの黄色の髪から一転、短い黒髪に黒ずくめの衣装で舞台に立ち『ヨイトマケの唄』を歌い上げました。その歌唱力や迫力は見る人を圧倒し、ツイッターや2ちゃんねるでは「釘づけになった」「全部持っていった」と絶賛されました。『ヨイトマケの唄』は民放の団体による「要注意歌謡曲制度」で指定され、制度そのものが消えたあとでも民放で放送される機会があまりなかった曲。制度の歴史やそのほかの要注意歌謡曲をわかりやすくまとめたブログが、紅白直後から話題となりました。
『美輪明宏』
シンガーソングライターや俳優、演出家として活躍。普段は風水に基づいて髪を染め、ロングヘアにしている。人生相談やさまざまな悩みにスピリチュアルな観点でこたえる著書もあり、紅白での歌唱との差に驚いた人も。『要注意歌謡曲』
民放連が定めた制度で放送に適さないと判断された楽曲。制度そのものは80年代に消滅。『ヨイトマケの唄』の場合は歌詞中の「ヨイトマケ」「土方」によるとされ、民放では自主規制で放送されない時代が続いた。
ブクマコメント
●『ヨイトマケの歌』はタイトルだけは知っていた。でも歌の内容を知ったのは、テレビの『桑田佳祐の音楽寅さん』で桑田さんがカバーを歌ったから。いくら懐メロでも放送禁止となると忘れ去られるのも早いのでは?
●差別撤廃運動が差別を助長する。結局は当事者の気持ちの持ちよう。
●差別語の自粛によって翻訳名著が絶版になってたり意味不明な訳語になってるのも本当なんとかしてほしい。