サイゾーpremium  > ニュース  > ビジネス  > 【社会】産経記者が都知事特別秘書に転身!! 経営難で加速する新聞社の人材流出
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時事通信は年収1000万円前後!?

産経記者が都庁に転職!? 進む新聞社の経営難と人材流出のウラ側

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【座談会参加者】
A:全国紙経済部デスク
B:全国紙政治部中堅記者
C:全国紙社会部中堅記者
D:全国紙経済部若手記者

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アイドル記事が豊富な時事通信。特にYouTube公式チャンネルの動画はラインナップが豊富で、オタクに大人気とか。

A 安倍政権の発足から1カ月がたって、「アベノミクス」効果で円安株高が進んでるね。

B でも、斜陽産業たる我らのメディア業界では儲かったって話は聞かないな(苦笑)。記者の人材流出も相変わらず止まらないし。

A 最近、東京都の猪瀬直樹知事が、産経新聞の石元悠生記者を特別秘書に起用したのが話題になったな。

C 石元さんは、都庁を取材したことのある記者なら知らない人間がいないくらいの超有名人。石原慎太郎・前都知事が初当選した1999年から、ほとんど一貫して都庁記者クラブの担当。最近は半年とか1年で担当が変わることも珍しくないのに、石元さんのこの長期人事は異例でしたよね。

A なんでそんな長い間?

MEMO『経営難』
新聞社の経営危機が叫ばれて久しいが、その流れは現在も進行中。かつては「世界一の1000万部」を誇った読売新聞もこの数字を割り込み、300万台以下の毎日、産経などは青息吐息で……。

C 石元さんは、石原都知事時代に恐怖支配で都庁を震え上がらせていたといわれる浜渦武生・元副知事と同じ高知県出身で、その縁で関係を深め、その威光を背景に都庁内で存在感を高めていったといわれてます。かなりのこわもてで、都庁記者クラブ内で幹部クラスの役人を怒鳴りつけていたなんてエピソードも。産経さんは、最近まで石原慎太郎のコラムを1面に掲載し続けていたくらい石原陣営と関係が濃厚ですから、社内でも重宝されてたんでしょうね。長い間の功績が認められてか、昨年1月から社内留学制度【1】を使ってアメリカに留学していたんですが、帰国してすぐに退職、特別秘書になったみたいっす。

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