──ヤクザにとって車とは重要な商売道具。では、最近の流行はどのような傾向なのだろうか?国内外の高級車から話題のBOX型ミニバンまで、ヤクザの支持を得る車種とその理由を見てみよう。
[コスパ最高の高級車]
レクサス
1989年/1797cc~/356万円~
(排気量と小売価格はCTシリーズ)
89年より米国内で展開が開始された、トヨタ自動車の高級車ブランド。世界的な評価を得る品質や安全性を両立させている。さらにリーズナブルな価格設定、そして最高の接客とアフターケアに人気が集まる。一年のうち半分くらい修理工場に入るヤクザが好む高級外車とは一線を画す。だが、ヤクザから絶大な支持を受けていることで、最近では一般人から少し敬遠されつつあるという話もチラホラ……。
[若手から中堅幹部の高い支持]
BMW
1932年/1598cc~/293万3333円~
(排気量と小売価格は1シリーズ)
ベンツと同じく、ドイツ生まれの自動車および自動二輪車、エンジンメーカー。その現代的でスタイリッシュなフォルムにより、日本では若年層から人気を得るが、それはヤクザでも同様で、若手から中堅クラスの親分衆からはベンツよりも支持率が高い。近年のヤクザ社会でも「イカツさ」よりも「カッコよさ」が求められるようになってきた。それは、ヤクザとカタギの間にあった壁がどんどん低くなってきたということか?