高岡早紀が出演する映画の過激度
映画『モンスター』でベッドシーンを披露する高岡早紀。そんな高岡は、これまで映画のみならず、写真集などでも裸体を披露してきた。だが、今回の映画は濃厚な絡みのシーンが満載で、AVにも負けず劣らずの内容という下馬評。そこに食いついた多くの男性週刊誌では、その内容や契約金に触れる記事が多数報じられたが……。
『高岡早紀写真集「TIME DIFFERENCE」』(小学館)
「男の人って、我慢できないんでしょう」
「口でしてあげる」
高岡はベッドに戻るとこう言って男の足元にひざまずき、男の腰のバスタオルを剥ぎ取る。ウブな感じを装おうとしたが、股間に顔をうずめ、くわえ始めると、舌を自然と駆使して、ありったけのテクで男を責め立てる……。
今年11月、男性週刊誌を中心に、高岡早紀が出演する映画『モンスター』【1】で、同作中、30分にも及ぶ濡れ場があると報じられた。冒頭の官能シーンは、「週刊アサヒ芸能」(徳間書店/11月22日号)でスッパ抜かれた高岡の濡れ場の描写である。
「すでにクランクアップし、確かに高岡のカラミも収められています。全国公開される映画ですが、AV同様、R18指定という触れ込みで、緊縛といった過激なシーンがウリの、杉本彩、小向美奈子が出演した『花と蛇』シリーズのような作品になるという話でした」(映画製作関係者)
『高岡早紀』
1972年生まれ。女優。幼い頃からファッション誌でモデルとして活躍し、89年、映画『cfガール』で銀幕デビュー。華々しい経歴の裏で、男女の諍いが多々あり、“魔性の女”と呼ばれている。
高岡といえば、1996年に俳優の保阪尚輝(現・尚希)と結婚するも、04年にミュージシャンの布袋寅泰との不倫が報じられ、その後、離婚。10年には新恋人との間に第三子が生まれ、芸能マスコミの注目を集めた。だが、当の男性は多額の借金を残したまま失踪、事件化し、高岡自身も捜査の対象になったという過去がある。こうしたことから仕事は激減、生活に困窮し「AV出演間近」という週刊誌の報道が幾度もなされてきたが、R18の映画という体裁を取り、ついにそれが現実となった……が、そんな映画に水を差す記事が「週刊朝日」(朝日新聞出版/11月23日号)に掲載されたのだ。同誌によると、『モンスター』の濡れ場は30分ではなく7分程度、週刊誌で報じられたような過激なものではないという。だが、ここで問題になったのが、濡れ場シーンの二次使用をめぐる二重契約。これにより、詐欺事件にまで発展する可能性もあるというが、まずは同誌の記事を振り返ってみよう。
そもそも『モンスター』には高岡の過激な濡れ場が収録される予定で、一部関係者によると「AV作品としても堪え得る濃い内容」だったという。そこで濡れ場シーンのみを集め、アダルトイメージビデオの類として二次使用権が売りに出された。その二次使用の売買権を持つと主張していたのが、大手芸能プロのA社長、そして『モンスター』製作委員会の幹部B氏なのだという。
両氏とも、それぞれ別のAVメーカーに濡れ場の二次使用権を売りつけ、メーカー側も1億円は下らない契約料の約半額を手付金として支払い済み。両AVメーカーともネット配信やDVDの販売を試みようとしていたのだが、ここにきて二重契約の疑惑が噴出し、A社長に手付金を支払った関係者が、刑事訴訟を起こす準備をしている、というわけだ。さらに、予定より短かった高岡の濡れ場も物議を醸しているという。