――あくまで“ビジネスライク”な関係で、宗教と関わりを持つという政治家たち。本当に彼らは、宗教を票田としてしか見ていないのだろうか? 政治家センセーのそばで十数年、彼らの信仰心を見てきた某政治家秘書氏が、驚きの実情を大暴露!
『創価公明党との決別』(人間の科学新社)
政治家ってなぜか、占いや宗教にのめり込むケースが多い。みんな今の政治の中での立ち位置を、ご先祖様や神様仏様になぞらえていたりします。政治と宗教というと、公明党や幸福実現党が思い浮かぶだろうけど、自民党にしても民主党にしても、政治家の中にはかなり宗教に入信している人がいますよ。総理経験者のような大物でも、なにかしら“神頼み”してるでしょう。例えば小沢一郎さんは平将門を崇拝していて、「自分の守護霊で、将門の運命を背負ってるから、私も改革にまい進しなきゃいけない」と思ってるみたいです(苦笑)。
もちろん新興宗教にハマってる人も多い。
私の知るところだと「炎の行者」として有名な池口恵観を信奉している議員が多くて、安倍晋三さんや故・小渕恵三さんなどが指南を請うてたのは、有名な話。汚職事件などでマスコミに叩かれたりすると、池口さんに祈祷してもらってお札を作る議員も多い。ある代議士は、事務所にそのお札を3枚も貼ってる人がいました。