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【無料】花田虎上のテレビ出演急増も綾部効果!? 叩かれても「タレント業」をまい進か

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『大相撲は死んだ』(宝島新書)。

 秋の番組改編期特番や新番組などに、元横綱若乃花で現タレント、花田虎上(まさる)氏(41)の出演が目立ち始めた。8月にお笑いコンビ、ピースの綾部祐二との熱愛疑惑が発覚し、話題になった母親でタレント、藤田紀子(65)が番組でからむこともあり、テレビ業界では花田氏の出演急増も「綾部効果か」との見方まで出ているほど。しかし、番組内では、かつての大横綱の威厳が形無しなほどボロボロに叩かれるシーンもあり、同情の声すら上がっているのだ。

 花田氏は10月23日に放送された日本テレビ系特番「解決!ナイナイアンサー お騒がせ芸能人がアノお悩みを初告白SP」に、08年に再婚した元幼稚園教諭の美人妻・倉実さんとともに出演した。倉実さんが、夫に対する悩みを告白するという企画だったが、母・紀子もVTRで参戦。息子について「親子似たようなもので、お人よしだからよく人にだまされますね。アッハッハ」などと親子自虐ネタで笑いをとるなどした。

 9月17日に放送された日本テレビ系特番「見破れ!! トリックハンター3~世界の超能力・マジック・犯罪…禁断のネタばらしSP」では、花田と藤田がスタジオで親子共演。花田が、ウソ発見器にかけられた藤田に「今恋をしている?」と質問し、藤田が「ノー」と答えたり、花田が藤田のことを「母はもう、妖怪ですから」とぶっちゃけ話をするなどして盛り上げた。

「綾部との熱愛騒動が発覚して以来、藤田はテレビ出演などが急増し、タレント的な話題性という意味では実にオイシイ展開になっています。その息子で、離婚・再婚や実弟貴乃花親方との確執などスキャンダルを抱える花田が、藤田との“抱き合わせ”で出演すると実にはまる。親子ともども“綾部効果”の恩恵にあずかっているとも言えるでしょう」(芸能記者)

 しかし、これらの番組では、花田がボロカスに侮辱される悲惨なシーンも相次いだ。「ナイナイアンサー」では、倉実夫人が抱える「夫が人が良すぎる」という悩みに対し、さまざまな分野の個性的な辛口専門家が解決策を提示したのだが、その中で、“ヤンキー界の重鎮”で現在、青少年の更生を手助けしている岩橋健一郎氏から、角界引退後の花田氏の波乱人生について「ハンパな野郎の、ただの世間知らずですよ」と眼前で言い放たれたのだ。

「ヤンキー界の重鎮から、横綱のプライドがズタズタに引き裂かれるようなことを、テレビ番組で言われた花田は、一瞬岩橋氏のほうをにらむようなしぐさをし、緊張が走りましたが、すぐ笑顔でうなづき、大人の対応をしていました。正直、見ていてかわいそうになるほど痛々しかったですが、ただ、本人は“ほんとはすべて言いたいですけど、言うと大変なことになるので”と、弟・貴乃花とのトラブルについて“爆弾を持っているぞ”とばかりに、けん制もしていたのが印象的でした」(週刊誌記者)

 それだけではない。94年に結婚し、07年に離婚した、元JAL客室乗務員の美恵子さんからも、別の番組で「痛烈な一言」を言われたのだ。現在、ハワイで、花田とのあいだにもうけた4人の子供たちと暮らしている美恵子さんは、10月21日に放送された日本テレビ系「行列のできる法律相談所 さんまvs怒れる美女軍団SP」にスタジオ出演。司会の明石家さんまから、花田と復縁する可能性を突っ込まれると、笑いながら「死んだ方がマシ!」と言い放ったのだ。横綱としてどころか、男としてのプライドがズタズタにされた瞬間でもあった。

「離婚についてお互い言いたいことはあるでしょうが、養育費をもらってハワイで生活しつつ、日本のテレビで夫と復縁するくらいなら『死んだ方がマシ』とテレビで笑いながら言い放つ美恵子さんの人間性には、疑問を持ちましたね。さすがに花田に同情してしまいました」(別の芸能記者)

 なぜ、ここまで叩かれることすら受け入れつつ、番組に出演するのか。

「花田の収入が決して楽ではないこともあるのではないでしょうか。花田は00年に角界を引退後、タレント業とともに米フットボール選手を目指したり、02年ごろからはちゃんこ料理屋『Chanko Dining若』を各地に展開し、一時成功させるなどしてきました。しかし業績悪化もあってか、08年に同料理屋の経営を手放してしまい、その後同料理屋の運営会社が10年に破産しました。今年7月には『女性セブン』が、花田がこの運営会社から2億円を返還するよう訴えられていると報じたばかり。また同誌は、美恵子さんに振り込む多額の養育費が遅れているとも報じました。生活は苦しいのではないかと思われます」(芸能プロ関係者)

 昨年、有名風水建築デザイナー直居由美里のアドバイスで、タレント名を花田勝から現在の「花田虎上」に変えたばかり。10年に誕生した娘を抱える花田は心機一転、これからタレント業に本腰を入れていくのか、新たな事業を展開するのか。母・藤田紀子の動向とともに注目だ。

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