──2007年に公開されたフレンチホラー『屋敷女』。その監督のひとり、ジュリアン・モーリーが4年ぶりの新作に込めた想いとは?
(写真/在本彌生)
フレンチホラーの代表作『屋敷女』で一躍有名となったジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロ。彼らの共同監督2作品目として、『リヴィッド』が発表された。今作は、前作のような残酷描写だけではなく、幻想的な世界観を加えた“ファンタジーホラーに仕上がっている。
「ホラー映画はもちろん、僕はファンタジー映画も好きなんです。前回のハードで残酷な作品とは違うものを作りたかったし、ファンタジー映画がほとんどないフランス映画界の状況を変えたい、という想いから生まれた作品です」