『ロンドン五輪サッカー女子代表応援MAGA
ZINE なでしこジャパン!!』(オークラ出版)
ロンドン五輪女子サッカーの準決勝・フランス戦に勝利して銀メダルを確定させ、11年のW杯で勝利した強豪・アメリカと決勝で金メダルをかけて戦うサッカー女子日本代表の「なでしこジャパン」。下馬評が低かった男子の代表が準決勝で敗退しただけに、金メダルを期待する国民の期待は高まるばかりだが、チーム内の“不協和音”も漏れ伝わって来ている。
「週刊文春」(文藝春秋)8月16・23日号によると、準々決勝のブラジル戦で得点を決めたFW・大野忍はチームのムードメーカーでありながら裏番長的存在で、気むずかしい選手たちへの心配りやその采配で名将の地位を確立した佐々木則夫監督のことを報道陣の面前でも「ノリオ」呼ばわり。さらに、有望な若手や外見が良い後輩に対する“かわいがり”が得意で、最年少FWの岩渕真奈を無視したり、美形のDF・鮫島彩にはマッサージ中にふくらはぎに落書きするなど“裏番長”的存在だという。
4回目の五輪出場でなでしこの精神的支柱であるMF・澤穂稀は11年のW杯後、一部週刊誌などで米国プロリーグ在籍時代に婚約者がいたことを報じられたが、「現在、“恋人”とも言える存在がなでしこリーグの所属チーム・INAC神戸のトレーナー。体調不良で五輪出場が危惧された澤だが、今やそのトレーナーが万全にサポートし、特別にチームへの帯同を認めさせた」(スポーツ紙デスク)というだけに、金メダルを獲得すればそのトレーナーが“影のMVP”ともいえる存在になりそうだが、まだまだ決してスポーツ紙やテレビは扱わないタブーは多いようだ。