──ニュース番組に信頼性が強く求められている昨今だからこそ、女子アナのルックスだけでなく、能力まで含めてきちんと評価したいもの。というわけで、ニュース番組における女性アナウンサーを、技術力を中心に採点。大学偏差値ランキングばりに徹底分析してみた。
「サイゾー式女子アナ偏差値」とは?
テキトーに作ったように見えるかも知れないが、実は偏差値を求めるためのれっきとした計算式。基本的にはこれを用いて、編集部が独自に採点した女子アナ総勢75名(!)の得点から各人の偏差値を算出した。ただし、報道担当の女子アナを評価するならキャスター能力を重視するのが当然ということで、キャスター能力点のみ2倍換算とした。A=基礎能力点(発声、滑舌、語彙力、知識、教養などを10点満点で評価)
B=キャスター能力点(即応力、番組進行力、報道姿勢などを10点満点で評価)
C=好感度点(容姿、異性・同性受け、真摯さ、信頼性などを10点満点で評価)
なんかソコソコ
【日東駒専レベル】
■なんか情緒不安定
井上あさひ(30)
NHK『ニュースウオッチ9』 (平均視聴率10.4%)
偏差値59
81年、岡山県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒。04年入局。
放送/平日21時~22時 メインキャスター/大越健介、井上あさひ スポーツキャスター/廣瀬智美 気象キャスター/井田寛子
某女子アナの評価では「声質は低音で非常に良く、ナレーションは絶品」と技術面では太鼓判だが、信頼性の面では「常に黒目が震えていて情緒不安定な感じ。視聴者を不安にさせる」と手厳しい。人の心を落ち着かせるのもアナの重要な仕事であり、しかも子どもから高齢者までが視聴する公共放送の看板報道番組だけに大きなマイナス点だ。同じくプライム帯の『報道ステーション』に視聴率で大きく水をあけられているひとつの要因かもしれない。
たいしたものです
【MARCHレベル】
■滝クリのお色気を継承
秋元優里(28)
フジテレビ『LIVE2012 ニュースJAPAN』 (平均視聴率5.1%)
偏差値65
83年、東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒。06年入社。
放送/月~木23時30分~23時55分、金23時58分~24時23分、土25時~25時15分、日24時30分~24時45分 メインキャスター/秋元優里 コメンテーター/和田圭(フジテレビ解説委員)ほか
09年、滝川クリステルの後任に立候補して抜擢された秋元アナ。発声面でも滝クリ流を継承し、「あまり口をパクパク開けず、夜のバーカウンターで『ンねぇ、聞いてよン』みたいな感じの、この時間帯の視聴者層と雰囲気に合わせた読み方」(某女子アナ)だ。報道番組とはいえ、フジテレビらしいエンターテインメント性を重視した、キャスターの能力とキャラ次第という構成のため、秋元アナが意外なほどすんなりと番組になじんで人気を獲得したことは高く評価されるべきだろう。