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「中国ビジネス2012」(日経BP社)。

 急速に拡大する中国のゲーム市場に出て"一山当てよう"ともくろむ日本のゲーム企業。しかし、成功したという話は一向に聞こえてこない。むしろ参入に"もがき苦しむ"姿ばかり目にする。一体、何が障壁になっているのだろうか?

「中国には、インターネットカフェ運営者やオンラインゲームに関連した法律や条令が25以上あります。これは、暴力やポルノなどの青少年にとって有害な内容を含むゲームや、学校に行かずにネットカフェに入り浸る青少年の増加が社会問題化し、ネットカフェ運営者やオンラインゲームの制作者に厳しい規制をかけたためなんです」(中国のゲーム事情通)

 中でもロールプレイングゲームは、「プレイ時間を24時間で3区分し、3時間以内は経験値やアイテムが通常通り獲得できるが、3時間以降5時間までは獲得した経験値やアイテムはすべて半減。さらに5時間以上は獲得した経験値、アイテムがゼロになるように制作しなければならない」といった、馬鹿げた規則まで存在するのだ。しかし、「ユーザーも3時間ごとに違うゲームを渡り歩くため、この規制はまったく効果がない」(同)という。

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