サイゾーpremium  > 特集2  > 組長にはド演歌を、姐さん接待には永ちゃん...

──ヤクザが本当に好きな演歌とはどの曲なのか? 本稿ではヤクザの宴会で好まれて歌う16曲を挙げ、アウトローたちが考える演歌の魅力に迫ってみたい。

※各楽曲は「代紋に命をかけろ! 大物組長礼賛系」「組員は正座で聴け! 古株親分熱唱系」「背中で暴れる昇り龍! 中堅幹部決意系」「右翼系ヤクザ必聴! 憂国烈士系」「若い衆はホストたれ! 姐さん接待系」のジャンルに分けています。また、歌詞歌唱内容により「任侠度」「難易度」「親分満足度」を数値化しています。
※また、シングルが入手しにくいものの一部は、ベスト盤などのジャケットを掲載しています。

[組長礼賛系 一]東のド定番!

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『神奈川水滸伝』
歌手:北島三郎
作詞:星野哲郎 作曲:船村徹 発表:84年

任侠度★★★★☆
難易度★★☆☆☆
親分満足度 ★★★★★

ヤクザ組織のテーマソングといえば、この曲。〈光り輝く表の顔を 裏で支えるバカが居る〉から始まる、稲川会の創立者・稲川聖城総裁の自伝映画『修羅の群れ』の主題歌。同会の義理事(継承式や葬儀)ではエンドレスで流されている名曲だ。ほかにも同会には、直球の『稲川同士会の唄』もある。

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