サイゾーpremium  > 特集  > 【飯塚健】監督がアンチに反論!

──構想に3~4年の月日を費やし製作されたという実写版『荒川アンダー ザ ブリッジ』【6】。7月クールで放送されたドラマで人気を集め、コミックの売れ行きも上がり、来年2月に公開される映画にも期待が高まっている。これまで、マンガ原作の実写化が軒並み"原作レイプ"と揶揄されてきた中、特に難しい"ギャグマンガ"の実写化に挑んだ飯塚健監督に、マンガ原作映画のメリットとデメリットを教えてもらった──。

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(写真/田中まこと)

──本作は、カッパの着ぐるみの村長を小栗旬、星のマスクをかぶったロック歌手を山田孝之と、かなりぶっ飛んだ配役です。これは、原作からのインスパイアなんですか?

飯塚 いいえ、最初は誰かをイメージして描いた脚本ではなかったんです。ただ、脚本を読んで、すごいキャストが集まってきてくれましたからね。結構なプレッシャーはありましたよ。裏話を話すと、ドラマは実は後付け。「映画の壮大な予告編として作ろう!」と盛り上がったのですが、制作費もスケジュールも当初の映画の範囲内に収めなければならず。正直、大変でした。ただ、原作の発売元であるスクウェア・エニックスのプロデューサーが、「ドラマの効果でコミックスの売り上げも上がった」と喜んでくれた。さらに、原作も「ヤングガンガン」誌上の人気ランキングでトップに立てました。ドラマから原作に興味を持ってくれた人も多かったようですね。実写化するからには、原作にメリットをもたらせたのはうれしいことです。映画でもそうです。制作費が億単位でかかるものですから、出してくれた企業に損はさせたくない。僕らは新しい『荒川アンダー ザ ブリッジ』を作りつつ、ビジネスでも潤いをもたらさなければなりません。

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