サイゾーpremium  > 特集2  > 市川哲史氏が徹底分析!  X、LUNA ...

──日本で独自に進化を遂げたビジュアル系。その黄金期は90年代だといわれるが、ゴールデンボンバーやシドなど、独自の音楽性を確立して活躍中のバンドも多い。門外漢からは軽視されがちな「ビジュアル系のサウンド」をマジメに分析する!!

1111_v_toku2.jpg
市川哲史氏の著書『さよなら「ヴィジュアル系」』(竹書房文庫)。

 ビジュアル系(以下、V系)と呼ばれる音楽シーンが生まれたのは、90年代初頭。XやLUNA SEAといった黎明期のバンドは、海外のパンクやニューウェイブ、メタルなどから影響を受けながら音楽スタイルを確立し、まだまだ洋楽信仰の強かったこの時期に、洋楽リスナーをも「カッコイイ」と唸らせる、数多くの名盤を生んだ。

 しかし2000年代に入ると、V系は日本独自の「カッコよさ」を希求し始め、ガラパゴス的な進化を遂げていく。ここ10年間にデビューしたバンドの多くは"90年代V系"をお手本にしており、そこには洋楽からの直接的な影響はほとんど見られない。サウンド、歌詞共に90年代を強く彷彿とさせるナイトメアなどは、そんなバンドの代表であろう。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2025年5月号

新・ニッポンの論点

新・ニッポンの論点

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【マルサの女】名取くるみ
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【ドクター苫米地】僕たちは洗脳されてるんですか?
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【井川意高】天上夜想曲
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【韮原祐介】匠たちの育成哲学
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • 【AmamiyaMaako】スタジオはいります
    • 【Lee Seou】八面玲瓏として輝く物言う花
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【雪村花鈴&山田かな】CYZOデジタル写真集シリーズ
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報
サイゾーパブリシティ