──今年4月に肺がんのため67歳で死去した、出﨑統。『あしたのジョー』『エースをねらえ!』『ガンバの冒険』『ベルサイユのばら』など、70~80年代を代表するアニメを数多く手がけた名監督だ。ここでは、そんな同氏を偲び、現代においても色あせない出﨑作品が持つ魅力を、リアルタイムではまだ誕生前だった(!)SKE48、「二次元同好会」のメンバーに語ってもらった。──大人のための二次元講座、課外授業が開講です!
(写真/三浦太輔 go relax E more)
──みなさんには、事前に出﨑統氏が監督を務めた70年代アニメをひと作品ずつ観てもらいましたが、出﨑監督のことって、ご存じでしたか?
中西優香(以下、中) 実を言うと、よく知りませんでした。ただ、出﨑監督が生前に手がけられた作品をチェックしてみたら、昔の作品でも「あ、観たことある!」ってものが多くて、偉大さを感じましたね。
古川愛李(以下、古) 私も『ガンバの冒険』とか、観てた覚えがある。確か、悪いイタチのせいでネズミがたくさん死んじゃうんですよね。
中 そんなグロい場面あったっけ?