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第1特集
「一億総アイドル化」の光と影【4】

アジアでもモテモテのおデブなあのお方 猫ブームでいま最もアツイ カリスマメタボ猫登場!

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「おなかの毛の触りごこちは極上のムートン。太陽がたっ
ぷりしみこんだ、干した布団のにおいがします」とsatoさん。
(写真/田村昌裕)

 土鍋の中にまるまって寝る、子猫たちの愛らしさを収めた動画『ねこ鍋』が爆発的人気を呼び、DVD化&書籍化されて話題になったのは07年夏のこと。それ以降も、和歌山県の赤字ローカル線が、三毛猫の「たま」を駅長に任命したところ、猫の駅長を一目見ようと見学ツアーが組まれるほどの営業効果を生んだり、ブログでは数百万ヒットのアクセス数を誇る"スター猫"の「ニャン吉」や「まこ」などが華々しいデビューを飾って、ジャニーズ黄金時代を彷彿させるオーラをお茶の間に振りまいたりしている。さらに、全国の都心部では猫と遊べる「猫カフェ」が増殖中など、確実に"猫ブーム"と呼べる状況が続いているようだ。

 この猫ブームは、86年のヒット映画『子猫物語』以来、20年ぶりの大規模なものと業界は活気づいている模様。じゃあ、それに本誌も便乗して、次世代の"スター"を発掘しちゃいます!

 その名は「めんまさん」。オスの8歳(猫年齢で48歳相当)というから、人間でいえば船越英一郎や大江千里と同い年の中年真っ盛り。だけど、ウエストは押切もえより1センチだけ太い57センチで、体重は23型液晶テレビと同程度の9.6キロ。言っとくけど猫の話ですよ。そうです、めんまさんはギガント級の"カリスマメタボ猫"なのです。

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