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CYZO×PLANETS 月刊カルチャー時評第17回──【COMIC編2】

『ストロボ・エッジ』の作者が描く『アオハライド』 もっとときめきを!

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2011年11月号 COMICクロスレビュー

■ほんわか宇宙SFマンガ、完結

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『土星マンション』(7巻)
作/岩岡ヒサエ
掲載/「IKKI」(小学館) 価格/680円 発売/8月30日

地球の3万5000メートル上空に浮かぶリング上のマンションで人類が暮らす時代。主人公のミツは、亡父と同じコロニーの窓拭き職人となった。コロニーは上層・中層・下層の階層社会になっている。層間の対立が起きる中で、ミツを地上に送り届けるという下層住人の宇宙船プロジェクトは成功に終わるのか? 作者初の長編作品完結巻。

【ライター・高野評】
★★★★★★★★☆☆
「ふんわり」で終わらなかった驚き
完結の余韻は大きい。等身の低いイラストのような絵柄もあいまって「わずかなさざめきはあるけれど、やっぱりすばらしい僕らの共同体」を淡々と描くかのように思えたこの作品が、少しずつガンダム的「国家と少年」の物語として盛り上がり、見事に着地を見せたのには驚いた。人物も吸引力がある。作者の構成力と愛情の賜物だと思う。人間の悪意の処理がきれいすぎるのは少し気になったが、SF的想像力はより美しく、ドラマティック。

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