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第1特集
芸能マネージャー匿名座談会「ツイッターと芸能人」【2】

評論家・荻上チキが語る「炎上係数の高さと好感度の高さとタレントの"作法"」

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──本誌連載陣のひとりでネット問題に詳しい荻上チキ氏に、この時代に芸能人がブログやツイッターに手を出すに当たって気をつけるべきことを聞いた。

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お騒がせツイートの平野綾(写真左)と、一般人のツイートによって勝手に騒がれてしまった田中美保。

 世の中には、「炎上係数の高い話題」と「炎上係数の低い話題」があり、さらには「好感度の高いヤツ」と「好感度の低いヤツ」がいる。好感度の低いヤツが炎上係数の高い話題をつぶやけば、その燃え上がり方も大きくなる。「生意気な女学生」や「DQN風味のリア充」が「やらかした」ときの燃え上がりっぷりは、それはもう尋常ではない。

 芸能人は、一般人よりも多くの人の注目を集めるのが仕事。その分、その一挙手一投足に視線が集まるため、燃えたときの規模もまた大きくなる。もともとツイッターやブログなどは、「別にやんなくてもいい」メディアだし、日常的に利用していない経営陣にとってはちんぷんかんぷん。だから「ノウハウが共有できなくてコントロールできない」、さらには「そもそも何に気をつければいいのかもわからない」なんてボヤキがしばしば耳に入る。

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