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学生時代、福岡出身の友人の下宿で飲んでいて、箱入りの明太子を出されたことがある。こりゃいいツマミだとチビチビつついてたら、その友人はおもむろに一本丸ごとむんずとつかみ、ほんの二口ほどで食ってしまった。一瞬、目を疑ったが、そいつは平気な顔で酒を一口、そしてまた新たな明太子にかぶりつく。その食いっぷりたるや、まるで「うまい棒」でもかじるかのよう。自分の中の明太子観が音を立てて崩れると同時に、福岡人の明太子好きを思い知らされた出来事であった。
なんでそんなことを思い出したかというと、【記事A】のせい。羽田空港でタクシー代の借金名目で金をだまし取ろうとした無職の男(64)が逮捕された。そのだましのエサに使ったのが、なんと明太子だったのだ。