サイゾーpremium  > 特集  > 【吉田豪】が選ぶ「芸能プロの権力」がわかる本
1107_shiro.jpg
(写真/磯部昭子 A/M)

 今回は、暴露本といった類いではなく、タレント本の中の何げない記述から、芸能プロの闇が垣間見える本を3冊ご紹介します。

 まずは『ケンちゃんの101回信じてよかった』【1】。この本の著者は、1970年代を中心に人気を博したTBSのドラマ『ケンちゃん』シリーズの初代ケンちゃん役で知られる宮脇康之氏(現・宮脇健)。彼は子役界の頂点として横暴の限りを尽くすも、自身の家庭崩壊と共に没落していきます。この本は、そんな彼が2004年にネットワークビジネスで、再び成功した時に出した自叙伝です。

ログインして続きを読む
続きを読みたい方は...

Recommended by logly
サイゾープレミアム

2025年5月号

新・ニッポンの論点

新・ニッポンの論点

NEWS SOURCE

インタビュー

連載

    • 【マルサの女】名取くるみ
    • 【笹 公人×江森康之】念力事報
    • 【ドクター苫米地】僕たちは洗脳されてるんですか?
    • 【丸屋九兵衛】バンギン・ホモ・サピエンス
    • 【井川意高】天上夜想曲
    • 【神保哲生×宮台真司】マル激 TALK ON DEMAND
    • 【萱野稔人】超・人間学
    • 【韮原祐介】匠たちの育成哲学
    • 【辛酸なめ子】佳子様偏愛採取録
    • 【AmamiyaMaako】スタジオはいります
    • 【Lee Seou】八面玲瓏として輝く物言う花
    • 【町山智浩】映画でわかるアメリカがわかる
    • 【雪村花鈴&山田かな】CYZOデジタル写真集シリーズ
    • 【花くまゆうさく】カストリ漫報
サイゾーパブリシティ