(写真=Shoda Masahiro(D-CORD))
『エンタの神様』(日本テレビ系)、『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)、そして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)と、ここ1年で各局の目玉ネタ番組が次々と終了し、気がつけば最もメジャーなネタ番組となっていたのが、『あらびき団』(TBS系)だ。
「番組が始まった4年前は、お笑いブームの真っただ中で、オーディションをしても、おもろい芸人はみんなメジャーな番組のほうに行ってしまって。で、それ以外の芸人を集めたら、今みたいな番組になったのにね(笑)」
そう語るのは、レフト藤井(藤井隆)と共に番組MCを務めるライト東野こと東野幸治。
ご存知の通り、番組に出演する、多士済々の"あらびきパフォーマー"たちは、ほかの番組では決して見ることがなかったキワキワなツワモノばかり。視聴者は、まっとうとはかけ離れたその芸やキャラに、最初は唖然・呆然とさせられながらも、いつの間にか「また、あの芸が見たい」「今度は、どんなヤツが出てくるんだ」などと、中毒じみた感覚に陥っているから不思議だ。