──「アトムスーツプロジェクト」をはじめ、20年にわたり独自の視点から"反原発"作品を作り続けてきた現代芸術家・ヤノベケンジ氏。同氏に"反原発"をアートで表現することの意味、そして今後"反原発"作品はどうあるべきか、インタビューを決行した。
ヤノベケンジ氏の公式HPより。
「今ここに芸術が必要か?の問いにはっきりと答えたい。今でこそ必要だ。と。」
京都造形芸術大学のアートプロジェクト「ウルトラファクトリー」の公式ブログに、震災後、力強い言葉がつづられていた。同プロジェクトを主宰し、日本の"反原発"アートを20年にわたって牽引し続けてきた現代芸術作家、ヤノベケンジ氏の言葉である。