カルト芸人の活動の主戦場となるお笑い劇場。彼らとつきあい、彼らの芸を常に見ている劇場の担当者に、オススメするカルト芸人を聞いた。
ネタのタイトルだけで笑える
■ロフトプラスワン推薦
永野(グレープカンパニー)
【劇場データ】
住所:東京都新宿区歌舞伎町1-14-7
電話:03-3205-6864
URL:http://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
「九州沿岸をひとりで守る人」「天狗100人とケンカする人」「道でいきなり武田鉄矢に「俺のブロマイドが踏めるか」と詰め寄られる人」など、一体どこで思いついたのかまったく出所がわからない設定のひとりコントを、精悍な見た目とは無関係に次々と披露する。昔からさまぁ~ずがその実力を高く評価し、現在でも地下ライブのウケ具合は群を抜く。一時期「四木ひろし」の芸名を名乗っていただけあって、「顔面に傷を負って再起不能といわれた五木ひろしが東京ドーム公演で復帰する」といった五木ひろしネタには強いこだわりを感じる。なお、単独ライブ『目立ちたがり屋が東京でライブ』の模様がDVD化されている。